第6回 お酒とたばこの規制
ตอนที่ 6 เรื่องกฎหมายที่เกี่ยวกับเหล้าและบุหรี่


最近、個人的に注目したニュースがある。芸能人がFacebookやインスタグラムにビールやアルコールの写真、飲んでいる写真などを投稿した場合、50万バーツ以下の罰金、もしくは1年以下の禁固刑もしくは、その両方の刑になるとかなんとか。。。。

日本ではタバコのCMに制限(自主規制)があるけれど、タイではタバコのみならずビール他アルコールに関して様々な制限がある。この機会にちょっとまとめてみた。

①    アルコールに関する規制
アルコールは、11:00~14:00と17:00~24:00の時間以外販売禁止。
例外:国際空港での販売、法的に認められた施設で指定の時間内での販売。
これを違反すると、1万バーツ以下の罰金か、6か月以下の禁固刑、もしくはその両方、となるそうなので、意外と厳しい。歓楽街でも深夜12時までとなっている。

②    タバコに関する規制 
タバコは20歳以下は買うことを禁止。また、販売店はタバコをばら売りすることも禁止。(昔はよく、5本や3本で小さな袋に分けて購入している不良学生を見かけた。)
禁煙の場所も多く設定されており、基本的に屋内は禁止。違反をすると喫煙者に2,000฿の罰金、店側は2万バーツの罰金。

③    アルコール、タバコの広告に関する規制

1)    アルコールの広告は、テレビ、ラジオは夜の22時~5時まで、製品のマークや会社のマークなどに限り広告を流すことができる。(飲んでいる姿などは禁止)
2)    タバコは、いかなる形でも広告は禁止。製品名や商標でタバコだとわかるものも含めて禁止。

冒頭のニュースは、この1)に関することのようである。
SNSに某シン 〇 ―ビールの写真を投稿する。S 〇 Yの写真を投稿する。食事の前に必ず写真を撮る今どきの若者なら思わずやってしまいそうなことだ。

アルコールからくる被害とタバコからくる被害を比較するとアルコールの方が厳しく取り締まってもよいようなものだが、今の法律では、タバコの方が厳しいように感じるのはなぜなのだろうか。次回は、製品表示について、調べてみたいと思う。